tarumiのブログ

【つんので さるく】とは、長崎弁で、一緒に歩きましょうと、いう意味

壺焼きの炭に落とせし芋一つ

壺焼きの炭に落とせし芋一つ
芋の焼き方は、地方により随分違うものである。私が子供の頃、少年雑誌には石焼き芋が殆どでした。しかし長崎では壺焼きが主体で、石焼き芋とは想像もつきませんでした。
はっきりとは分かりませんが、長崎の壺焼き窯は、赤土のようなもので作ってあったようです。かなり分厚く、表面には反故和紙の様な物を貼ってありました。
現在居る常滑では甕とか、土管を使っているようで。
長崎のは、S字型の針金に芋を刺し窯の内周りにぶら下げ焼くのですが、それが偶に落ちます。そうすると子供にそれをただで呉れるのです。