tarumiのブログ

【つんので さるく】とは、長崎弁で、一緒に歩きましょうと、いう意味

2022年12月のブログ記事

  • 臘八会剝がれしままで奈良の壁

    臘八会剝がれしままで奈良の壁 12月8日釈迦が悟りを開いた日とされている。 奈良国立博物館辺りに行くと、路地には表面が剝がれたような壁に出会う。それが好きなので何度も歩く。 釈迦も剥げていった奥に悟りがあったのか?

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  • 舞納め左手軽く序の舞や

    舞納め左手軽く序の舞や 上村松園の序の舞は、本当に優雅に左手を軽く握っている、初心者は何となく握り締めている、 その左手である。

  • 年の瀬や魔女の箒を我が家にも

    年の瀬や魔女の箒を我が家にも 狭い我が家でも年の瀬の掃除は普段よりは忙しい、年取ると特に進まない。 魔女の箒と、サマンサがあれば

  • 年の瀬や回転書棚の紙縒り立て

    年の瀬や回転書棚の紙縒り立て 最近はとんと見かけなくなったが、私が就職したころは僅かながらまだ伝票を紙縒りで閉じる事務職がいた。 ちょっと時間があればいつも紙縒りを作っていた。 作りためた紙縒りを筆立ての様な物に刺して使っていた。それを向かいの事務員といっしょに使えるよう、回転式の書棚に置いていた... 続きをみる

  • 海浜の散歩の列や着ぶくれて

    海浜の散歩の列や着ぶくれて 昼暖かい時、高齢者の軍団が散歩しているのであるが、皆さん一様に暖かく完全武装である。 然し皆さまお元気で颯爽と歩いておられます。

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  • 田楽の時のみ火入る長火鉢

    田楽の時のみ火入る長火鉢 我が家には百年を過ぎた長火鉢がある。これはさほど上物と言うわけではない。作った方も分かっている。丸材から板を作るとき現在のようなベルト鋸が無かったのであろう、長崎半島の最先端、交通の便も無い所である。裏側は手斧の跡が残っている。 友達が集まり飲むときは、火鉢で田楽、目刺し... 続きをみる

  • 金糸魚の食べ方知らぬ歳時記や

    金糸魚の食べ方知らぬ歳時記や 角川俳句大歳時記の、金糸魚の欄に、煮つけ、吸い物、味噌漬けなどと書いてある。金糸魚は、淡白な魚である。我々釣り人は、刺身、昆布締め、マリーネ、塩焼き、そして其の塩焼きの身のお茶漬け。煮つけ、味噌漬けでは?

  • なお白し月明りなりお茶の花

    なお白し月明りなりお茶の花 私は、お茶所にばかり住んでいるようだ、長崎のもお茶の産地、この地の近くの市、西尾もお茶の産地である。 長崎の茶畑は山腹に作られている、大概が海の見えるところである。月が冴えわたると、お茶の花もより白く浮き上がって見えるのである。

  • 鼬には鼬ならでの捨て台詞

    鼬には鼬ならでの捨て台詞 時代劇でも、「覚えておけよ!」の捨て台詞が有名であるが、鼬はそんなものではない、殿の匂いを置いていくのである。私は経験がないのですが、経験者によると、何日かその匂いは取れないのだとか。

  • 壺焼きの炭に落とせし芋一つ

    壺焼きの炭に落とせし芋一つ 芋の焼き方は、地方により随分違うものである。私が子供の頃、少年雑誌には石焼き芋が殆どでした。しかし長崎では壺焼きが主体で、石焼き芋とは想像もつきませんでした。 はっきりとは分かりませんが、長崎の壺焼き窯は、赤土のようなもので作ってあったようです。かなり分厚く、表面には反... 続きをみる

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