tarumiのブログ

【つんので さるく】とは、長崎弁で、一緒に歩きましょうと、いう意味

蕗飯に誘われ友の来る夜や

つんので さるく

五十四年前、新婚旅行は津和野でした。というのは、普通のコースは嫌だと、当時全くメジャーではなかったのが気に入り、家内が勝手に決めたのですが、当時の津和野カトリック教会だとか、偶然に「鷺舞神事」に、遭遇したのも思い出です。

旅行先が津和野だということを音楽仲間に話したら、津和野に蕗ご飯の美味しい喫茶店が有るよと、お知えられその気になって行くことに決めました。その方とは最近、亡くなるまでお付き合いがありました。

しかしその友人は、お好み焼き屋に連れられて、行き、材料が鉄板に流されると、

「鶏の餌⁉」と、

かなり世間離れした人なので半信半疑ではありました。

行った先の津和野の町は割と狭い処でしたのでその喫茶店はすぐに分かりました。ちょっと古くて小さい素朴な、でも品の良いお店でした。奥様も中年の品の良い方で、

すぐに注文しますと、さほど待たずに提供されました。香りのいい優しい塩味のご飯で、お茶碗も多分萩焼であろう品の良い器でした。

長崎は、艶蕗を食べる習慣の方が普通なので、蕗を食べることは全くありませんでした。こんなに美味しいのなら、そこらの山に行けばいくらでもあります。日曜日に採って来て直ぐに蕗飯です。

友人に蕗飯を炊いたので食べに来ないかと、誘いますと直ぐに飛んできました。

愛知県に移住しましたら蕗はメジャーな食べ物で、栽培されスーパーで売られているのには驚きました。

現在我が家の庭には、艶蕗と、蕗両方栽培しております。

ところで、好みも有りましょうが、蕗飯の蕗は、栽培種よりも少し高めの山の蕗の方が美味しいようです。いえ、これは絶対です。

  蕗飯に誘われ友の来る夜や